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さて、今回は勝浦修九段作【詰将棋】をご案内したいと思います。
格言・『馬の守りは金銀三枚』と言って、それだけ強力という意味合いです。
玉を詰ます《手作り》を楽しみながら、初段を目指して挑戦してまいりましょう(^^♪
【１１手詰】
作：勝浦修九段
持ち駒：桂、香２。
ヒント：小ゴマで決める。
レベル：１０分で初段。
ご興味があったら、お気軽にコメントしてください。
☕振り飛車の核心～さばき
藤倉勇樹著
《振り飛車党》にとって永遠のテーマカモpしれませんね(^^♪
【正解】
▶７手目☗１一香成（下図）。
☗１一角成☖同玉☗１二香☖２一玉☗３三桂☖同金☗1一香成（下図）☖同玉☗１三香☖２一玉☗１二香成まで１１手詰め。
◩勝浦九段による解説
思い切って捨てる☗１一角成から☗１二香が狙いの攻め。
続く５手目の☗３三桂で、要の金を動かす。一連の効果で、７手目１一香成～☗１三香の打ち替えが成立して解決する。
◩味のある手筋
▶ ７手目☗１一香成。
９手目☗１三香と打ち直しの準備工作の手作りに、５手目☗３三桂が《味のある手筋》で重要なポイントでしょう。
９手目☗１三香が《決め手》となって、☖２一玉に☗１二香成で詰み。
お疲れさまでした。どおぞ一服してください。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ～って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋の醍醐味ではないでしょうか。
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