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お越しくださいました。
今回、NHK杯将棋トーナメント1回戦第5局をご案内します。
今回登場のお二人の対戦成績は1勝1敗の五分。両者は予選を通過して本戦出場を果たしています。黒沢六段は6年ぶりの出場になります。
NHK杯本戦への出場は3戦3勝しないと出場権はありませんから大変です。
両者は振り飛車党なのでどんな戦いが見られるか楽しみです。
本戦出場棋士:50名
シード棋士:31名。
予選通過者18名。
女流棋士1名。
第73回予選トーナメント(今期)からご案内します。
今期のNHK杯将棋トーナメントは次の出場棋士50名の戦いになります。
では、今回もTV観戦でkiffor windowsにより棋譜を綴っています。今回は都合により遅くなりましたことご容赦願います。
放送日時:2024年5月5日10時30分
先 手:黒沢怜生六段
後 手:冨田誠也五段
手合い:平手
場 所:NHK放送センター
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦 型:四間飛車
解 説:井出隼平五段
【略歴】
名 前 黒沢 怜生(くろさわ れお)
生年月日 1992年3月7日(32歳)
プロ入り年月日 2014年10月1日(22歳)
棋士番号 298
出身地 埼玉県熊谷市
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 高橋道雄九段
竜王戦 3組
順位戦 C級2組
今年度成績 1勝1敗(0.5000)
名 前 冨田 誠也(とみた せいや)
生年月日 1996年2月13日(28歳)
プロ入り年月日 2020年10月1日(24歳)
棋士番号 325
出身地 兵庫県三田市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 小林健二九段
竜王戦 6組
順位戦 C級2組
今年度成績 0勝1敗(0.0000)
▶17手目☗5六銀。
両者の角は角道が通ったままで緊張します。
▶57手目8五歩。
解説・井出五段曰く、「この歩の突き出しは、先手が☗1七桂~☗2五歩で、仮に桂交換になれば、☗8六桂が大事な一手になり、☗7四歩で後手には《美濃囲い》崩しの厳しい一手になります。」
ここまで、仕掛けは「歩の突き出しから」と言われていますが、歩がぶつかることがなく、相手の出方を見ることが多く、序盤の手数が伸びています。
【次の一手】
▶96手目☖9一香打ちまで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
↓ ↓ ↓
《味のある手筋》
▶57手目8五歩。
解説・井出五段曰く、「この歩の突き出しは、先手が☗1七桂~☗2五歩で、仮に桂交換になれば、☗8六桂が大事な一手になり、☗7四歩で後手には厳しい一手になります。」
こういう手筋の将棋が見てみたかったな(^_-)-☆
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《最善手》
▶97目☗6九飛。
本譜は☗2三歩打ち。
<と金つくり>で攻める方策ですかね。
間に合いますかね。この辺から形勢は逆転したように映りました。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
</p>
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶186手目☖3七銀成まで(下図)先手投了。
先手が序盤の作戦勝ちに見えた将棋でしたが、途中から雲行きが怪しくなりました。
先手に有利に映りましたが、惜しい将棋でした。
《評価》
悪手:先手8。後手5。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。