ようこそ!
お越しくださいました。
今回は、楽しみです。
振り飛車党で知られる両者、菅井八段と戸辺七段の対局ですが、なんやら戦型に様子がおかしいようです。
なお、戸辺七段はお弟子さんが多いですが、将棋親善大使・伊藤かりんアマ初段の師匠でもあります。コロナ禍のせいでなかなか活躍の場が制限されていてお会いできないのが淋しいです。
かりんさんは藤沢出身ですから、江の島でまたお会いしたいですねぇ(。・ω・。)ノ♡
では、棋譜をご案内してまいりましょう。
「 次の一手」も併せてご覧いただければと思います(^_-)-☆
対局日:2024-05-02 01:00:00
棋 戦:.第72期王座戦挑戦者決定戦
先 手:菅井達也八段
後 手:戸辺誠七段
手合い:平手
場 所:関西将棋会館
持ち時間:5時間
手数:103▲214△290
戦 型:角換わりその他
【略歴】
名 前 菅井 竜也(すがい たつや)
生年月日 1992年4月17日(32歳)
プロ入り年月日 2010年4月1日(17歳)
棋士番号 278
出身地 岡山県御津郡御津町(現岡山市北区)
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 井上慶太九段
竜王戦 1組(1組:1期)
順位戦 A級(A級:4期)
今年度成績 1勝1敗(0.5000)
名 前 戸辺 誠(とべ まこと)
生年月日 1986年8月5日(37歳)
プロ入り年月日 2006年10月1日(20歳)
棋士番号 262
出身地 福島県喜多方市
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 加瀬純一七段
弟子 小山直希、梅津美琴、宮澤紗希
竜王戦 4組
順位戦 B級2組
今年度成績 2勝1敗(0.6666)
▶5手目☗2二角成。
予想を裏切る《力将棋》のような出だしです。
▶7手目☗5三角打ち。
角交換後、先手は5三に角を打ちました。
これで馬は作れるでしょう。
荒っぽい(失礼)将棋に見えますが、先行きが面白そうです(^_-)-☆
▶10手目☖4四角打ち。
後手も4四角で反撃開始。
手作りの力将棋でしょうから、《次の一手》が難しくなりそうです。
▶25手目☗6八飛。
予想しきれない局面になってきました。
相変わらず、両者の玉は居玉のままです。
【次の一手】
▶29手目☗6六金まで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
🐽藤祭り
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
↓ ↓ ↓
|
《最善手》
▶30手目☖4四角。
おいらには気づきにくい一手。
《味のある手筋》
《味のある手筋》といたしましょう。
この辺りから先手有利にt限界しているようです。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶103手目☗8五飛まで(下図)後手投了。
熱戦溢れる将棋に勝利したのは先手・菅井八段でした。
両者の力いっぱいの将棋に感謝。
《評価》
悪手:先手0。後手1。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。