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お越しくださいました。
月日が流れるのは早いもので、年頭に「今年の目標」を考えているうちに早1か月が過ぎ、明日は節分、明後日は立春。何にもしなくても月日は過ぎてゆく。怖い感じがする今日この頃。
さて、今回は、順位戦A級リーグから藤井聡太名人への挑戦権争いがし烈になってまいりました(下図A級順位表参照)。
挑戦者に一番近い棋士は、豊島九段6勝2敗。次いで永瀬九段5勝3敗。同じく5勝3敗の菅井八段。
渡辺九段は4勝4敗で残念ながら手に届きませんね。
永瀬九段は今回ご案内する佐々木八段戦で勝利して名人挑戦権争いに残りました。
以上、挑戦権者3名が有力ですが、挑戦権を手にする棋士は誰になるでしょうか。
最終戦9回戦は2月29日浮月楼(静岡市葵区)で一斉対局が行われます。
詳細はこちら。
開始日時 2024-01-31 10:00:00
棋戦 順位戦
棋戦詳細 第82期順位戦A級8回戦
先手 佐々木勇気 八段
後手 永瀬拓矢 九段
手合割 平手
場所 東京・将棋会館
時間 6時間
消費時間 118▲359△355
戦型 矢倉
【略歴】.
名前 佐々木 勇気
生年月日 1994年8月5日(29歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師匠 石田和雄九段
竜王戦 2組(1組:2期)
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 22勝16敗(0.5789)
名前 永瀬拓矢
生年月日 1992年9月5日(31歳)
プロ入り年月日 2009年10月1日(17歳)
棋士番号 276
出身地 神奈川県横浜市中区
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 安恵照剛八段
竜王戦 1組(1組:7期)
順位戦 A級(A級:3期)
今年度成績 27勝19敗(0.5869)
▶10手目☗7七角成
後手から仕掛けました。
角換わりから選挙区は動きました。
▶5手目☗7七銀。
後手☖3四歩に先手☗7七銀として、角交換を拒否。矢倉囲いになりそうです。
▶13手目☗4八銀。
先手は飛車先の歩が切れるのに控えていますね。こういうのが難しい。おいらには理解できません。
▶40手目3四歩。
あなたなら《次の一手》は何でしょうか?おいらなら銀をさばきたいけれど。
プロらしい《味のある手筋》と言えるでしょうか。
【次の一手】
▶95手目☗3四歩打ちまで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
↓ ↓ ↓
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《最善手》
▶96手目☖5一角。
本譜は同じく☖6六角。
必殺技になりました。味のある手筋ではないでしょうか。
【棋譜】
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初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
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※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶118手目☖5七角成まで先手投了。
永瀬九段は佐々木八段に勝利して5勝(3敗)。挑戦権争いに希望を残しました。
一方、佐々木八段は3勝5敗で降級が心配されます。
《評価》
先手悪手6。後手悪手2。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
はてなブックマークをお気軽にどおぞ(。・ω・。)ノ♡
最後までお付き合いくださり有難うございました。