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さて、今回は王将戦挑戦者決定リーグから戦を棋譜を通して振り返りたいと思います。
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棋譜から《手筋》を楽しみながら、ご一緒に腕を磨いてまいりましょう(^^♪
【王将戦挑戦者決定リーグ】
開始日時 2023-11-10 10:00:00
棋 戦 第73期ASLOK杯王将戦 挑戦者決定リーグ戦
先 手 佐々木勇気 八段
後 手 菅井竜也 八段
手合割 平手
場 所 東京・将棋会館
時 間 4時間
消費時間 86▲240△210
戦 型 三間飛車
◩略歴
名 前 佐々木 勇気
生年月日 1994年8月5日(29歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師 匠 石田和雄九段
竜王戦 2組(1組:2期)
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 14勝11敗(0.5600)
名 前 菅井竜也
生年月日 1992年4月17日(31歳)
プロ入り年月日 2010年4月1日(17歳)
棋士番号 278
出身地 岡山県御津郡御津町(現岡山市北区)
所 属 日本将棋連盟(関西)
師 匠 井上慶太九段
竜王戦 2組
順位戦 A級(A級:4期)
今年度成績 19勝9敗(0.6785)
▶37手目3五歩
先手が仕掛けました。角の頭は弱いから常道の手筋で狙われやすい。
どんな対応を見せるでしょうか。
▶40手目6二銀
後手は☗4五歩に、☖6二銀と引いて守りを固めました。角の《さばき》を狙っているかな。
▶54手目7七角成
後手は角を《さばき》ました。先手は後手のいいように指されているように見える。
【次の一手】
76手目☖8六歩打ちまで。後手番。
次でAI(水匠2)により《最善手》を分析します。
◩『日進月歩』~佐々木勇気五段(当時)
【将棋の森】(代表・女流三段高橋和(たかはし やまと))で優勝した際に授与していただいた記念品。
【最善手】
77手目☖6六角打ち。
AIの分析では、本譜☗7三桂成は《悪手》と分析。
後手優勢。
小生は、未熟ながら「玉を守る役目の銀が、逆に玉で守られている状態で竜に狙われていて気が気でならない。」
【棋譜】
初手から再生してごゆっくりどおぞ(^^♪
▶86手目☖7七歩打ちまで先手投了。
繰り返しになるけど、先手の玉の守りで、金銀が逆(7九銀が竜の利き筋で狙われて)になっているのが弱点で、竜の利きが厳しい。
それを狙って補強策を許さなかった後手の差し回しが評価できる。
《味のある手筋》と言えるでしょう。
解析で先手は悪手3に対し、後手は0。
菅井八段の攻防に安定した指し手が印象深い。
佐々木八段は1勝4敗。対して菅井八段は4勝1敗。
藤井王将への挑戦者に一番近い棋士は永瀬九段で4勝0敗のトップ。
《評価》
お疲れさまでした。どおぞ一服してください。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
はてなブックマークをお気軽にどおぞ(。・ω・。)ノ♡
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