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お越しくださいました。
今回は、NHK杯将棋トーナメント2回戦から佐藤九段と増田七段段の対局を棋譜を通してご案内します。
佐藤九段はシードで2回戦から初登場。
増田七段は1回戦で都成七段を破っての勝ち上がりです。
棋譜は、テレビ観戦しながらkifufor windowsにより作成しています。
放送日時:2023年11月19日10時30分
先手:増田康宏七段
後手:佐藤康光九段
手合い:平手
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦型:
解説:阿久津主税八段
司会:鈴木環那女流三段
【略歴】
名 前 増田 康宏(ますだ やすひろ)
生年月日 1997年11月4日(26歳)
プロ入り年月日 2014年10月1日(16歳)
棋士番号 297
出身地 東京都昭島市
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 森下卓九段
竜王戦 2組
順位戦 B級1組
今年度成績 11勝11敗(0.5000)
名 前 佐藤 康光(さとう やすみつ)
生年月日 1969年10月1日(54歳)
プロ入り年月日 1987年3月25日(17歳)
棋士番号 182
出身地 京都府綴喜郡八幡町(現八幡市[1])
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 田中魁秀九段
永世称号 永世棋聖(就位は原則引退後)
竜王戦 2組(1組以上:28期)
順位戦 B級1組(A級以上:26期)
今年度成績 3勝12敗(0.2000)
◩“増田康宏の”新・将棋観 堅さからバランスへ”
▶19手目☗2六飛
☖84飛で8六歩が狙われています。先手の対応策は☗7七金など考えられますが、先手は26飛でした。
▶22手目☖6二玉
解説・阿久津八段は「ひねり飛車」を含みに、玉が☖7一へ移動すれば、先手からの☗8二角打ちは消えますね。」
▶35手目8二角打ち
先手はこれしかないという☗8二角打ちを指してきました。
角交換をして先手が先に角をおろしました。後手は香取りになり、☖9三香と逃げても☗9一角成で分が悪く感じます。
▶67手目☗5六角打ち
先手の形勢は74%で優勢。
【次の一手】
▶64手目☖8四飛まで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
《最善手》
▶65手目☗8五歩打ち。
本譜は☗8六歩打ちでした。
未熟な小生ですが、本譜の8六歩打ちを支持したいですね。
いいタイミングでいつか☗8五桂と跳ねて~☗9三桂成で馬が働いてくることが見込まれ、私には《味のある手筋》に映ります。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶99手目☗4二成銀まで後手投了。
先手・玉は懐が広く安泰で、後手・玉は一手一手で追い詰められる局面。投了もやむなしか。悪手は仲良く1個なんですがね。
《評価》
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
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最後までお付き合いくださり有難うございました。