ようこそ!
お越しくださいました。
今回は、将棋フォーカスで講師を務める中川大輔八段と西尾明七段の対局をご案内します。
対局日:2024-04-23 01:00:00
棋 戦:.第37期竜王戦 5組ランキング戦
先 手:西尾明七段
後 手:中川大輔八段
手合い:平手
場 所:東京将棋会館
持ち時間:5時間
戦 型:角換わりその他
【略歴】
名 前 西尾 明にしお あきら)
生年月日 1979年9月30日(44歳)
プロ入り年月日 2003年4月1日(23歳)
棋士番号 248
出身地 神奈川県横浜市
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 青野照市九段
竜王戦 5組
順位戦 C級1組
今年度成績 1勝0敗(1.0000)
名 前 中川 大輔(なかがわ だいすけ)
生年月日 1968年7月13日(55歳)
プロ入り年月日 1987年10月19日(19歳)
棋士番号 184
出身地 宮城県仙台市
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 米長邦雄永世棋
竜王戦 5組(1組:5期)
順位戦 B級2組
今年度成績 0勝1敗(0.0000)
▶10手目☖3三角。
後手は通常の《角変り》なら、ここで☖7七角成と指すのが定跡。ですが、☖3三角と、控えた。
後手はこの対局で予めの研究では ないでしょうか。
▶11手目3三角成。
後手が角を交換に出ないなら、こちらからと、先手が角交換に出ました。
▶12手目3三同金。
しばしば見る局面ですが、先手が☗7七銀と指せば《矢倉囲い》でのいい形になりますが、後手は金が上ずっていい形とは言えません。
この先、どういう形を描いて行くでしょうか?
▶13手目7七銀。
いい形でまとまりました。
▶49手目4六歩打ち。
後手から先に打たれる歩を先手が先に打って、抑え込み。
【次の一手】
▶49手目☗4六歩打ちまで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
🐽静岡県営吉田公園
◩水仙
◩チューリップガーデン
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
↓ ↓ ↓
|
《最善手》
▶50手目☖8六歩。
これはどういう意図があるのでしょうか?。
狙いは☖8七冨成ではあるのですが、このタイミングでの歩突きなんですか~。
本譜は☗9二角打ち。
この手の方がわかりやすい。4七銀取りで<馬を作る>狙いがわかる。
ここでは、☖5三馬を《味のある手筋》といたしましょう。
《味のある手筋》
▶55手目☗5五歩。
タダのように見える歩突きですが、後手は銀でも、金でもこの歩は取りにくい。
駒台には駒がなくとも、《質駒》があります。
☗3五歩と一歩落ちていますから、金でも銀でも☖5五同金(銀)で☗5六歩打ちで先手は有利な展開が見込まれます。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶123手目☗7七玉(下図)まで後手投了。
《評価》
悪手:先手0。後手2。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。