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さて、今回は竜王戦2組ランキング戦から佐々木八段とを三浦九段の対局を棋譜を通して振り返りたいと思います。
おいらが一押しの佐々木八段ですが、順位戦A級では苦しい戦いが続いていますが、初めてのA級入りですから強豪棋士にいろいろ教えられた昨年であったのではないでしょうか。
棋譜から《手筋》を楽しみながら、【次の一手】をご一緒に考えて行きましょう(^^♪
※ヘッダー画像の駒は辰年に合わせて、【昇竜】(彫り埋め駒、諒真作)。
【竜王戦2組ランキング戦】
開始日時 2023-12-27 10:00:00
棋戦 竜王戦
棋戦詳細 第37期竜王戦 2組ランキング戦
先手 佐々木勇気 八段
後手 三浦弘行 九段
手合割 平手
場所 東京・将棋会館
時間 5時間
消費時間 85▲190△214
戦型 横歩取り
◩略歴
名 前 佐々木 勇気
生年月日 1994年8月5日(29歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師 匠 石田和雄九段
竜王戦 2組(1組:2期)
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 21勝12敗(0.6363)
名 前 菅井竜也
生年月日 1992年4月17日(31歳)
プロ入り年月日 2010年4月1日(17歳)
棋士番号 278
出身地 岡山県御津郡御津町(現岡山市北区)
所 属 日本将棋連盟(関西)
師 匠 井上慶太九段
竜王戦 2組(1組:13期)
順位戦 B級1組(A級:19期)
今年度成績 8勝14敗(0.3636)
▶15手目3四飛
先手が「横歩取り」を選択しました。
どんな戦いが見られるでしょうか。
▶43手目☗2九飛
横歩取りを選択したした先手は飛車を2筋に戻すのに手数がかかりました。
でも、2九飛の《十字飛車》は頼もしく感じます。
▶50手目6五桂
お馴染みの《仕掛け》。後手が反抗です。
【次の一手】
▶52手目☖8五9角打ちまで。先手番。
次でAI(水匠2)により《最善手》を分析します。
◩『日進月歩』~佐々木勇気五段(当時)
【将棋の森】(代表・女流三段高橋和(たかはし やまと))で優勝した際に授与していただいた記念品。
【最善手】
▶53手目☗8八桂打ち。
AIの分析では、本譜☗4九玉は形勢は先手有利ながらも《疑問手》と分析。
小生には、難しい局面で迷います。
後手からの角出を封じる☗8八桂は堅い手ですね。勉強になります。
【棋譜】
初手から再生してごゆっくりどおぞ(^^♪
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
◩味のある手
▶6手目☗3七桂打ち
王手飛車取りですが、手番を重視。先手は金・桂交換を選択して攻めを優先して後手が守り切れない展開へと移ります。
▶85手目☗3三歩打ちまで後手投了。
激戦の終盤戦を乗り越えた先手が勝利を手にしました。
新しい年に向けて、「悪手が0」と言う楽しみな船出に見えます。
佐々木八段の次の対局は、近藤七段と阿部七段の勝者になります。
《評価》
お疲れさまでした。どおぞ一服してください。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
はてなブックマークをお気軽にどおぞ(。・ω・。)ノ♡
最後までお付き合いくださり有難うございました。