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今回は、藤井聡太名人への挑戦権を争うA級順位順位戦から振り飛車党の菅井八段と斎藤八段の対局を棋譜を通してご案内します。
現在、挑戦権獲得に一番近い棋士は豊島将之九段で6戦全勝。追いかける菅井八段は4勝1敗。負けられない対局が続いています。
開始日時 2023-12-15 10:00:00
棋戦 順位戦
棋戦詳細 第82期順位戦A級6回戦
先手 菅井竜也 八段
後手 斎藤慎太郎 八段
手合割 平手
場所 関西将棋会館
時間 6時間
消費時間 105▲326△358
戦型 三間飛車
【略歴】
名前 菅井竜也
生年月日 1992年4月17日(31歳)
プロ入り年月日 2010年4月1日(17歳)
棋士番号 278
出身地 岡山県御津郡御津町(現岡山市北区)
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 井上慶太九段
竜王戦 1組(1組:1期)
順位戦 A級(A級:4期)
今年度成績 24勝11敗(0.6857)
名 前 斎藤 慎太郎(さいとう しんたろう)
生年月日 1993年4月21日(30歳)
プロ入り年月日 2012年4月1日(18歳)
棋士番号 286
出身地 奈良県奈良市
所 属 日本将棋連盟(関西)
師 匠 畠山鎮八段
竜王戦 1組(1組:3期)
順位戦 A級(A級:4期)
今年度成績 12勝13敗(0.4800)
▶38手目8六歩
後手が仕掛けました。☗同歩は弱きかな。勢い、望むところと☗8六同飛でしょうか。
39手目☗8六同飛
勢いで負けたくない気持ちの表れでしょうか。
飛車交換は後手にとって予定の行動でしょう。
▶42手目☖8七飛。
後手は飛車をおろしました。
後手玉のアナグマはほぼ完成で、対する先手は美濃囲い。どちらが守りは勝っているでしょうかね。中盤の戦いが楽しみです。
【次の一手】
▶58手目☖7七角成まで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶59手目☗4四歩打ち。
本譜は☗4八歩でした。
攻め重視か?守り重視か?難しい局面でしょうか。手堅い手を選択しました。
でも必要な手なんでしょうね。小生は攻めたいなぁ。
これで4筋に歩を打つことはできなくなり、4四歩は消えました。
☗4八歩は、後ほど記載の「美濃を救った二つの歩・・・」の第1弾かな。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
▶投了図
105手目☗3二金打ちまで後手投了。
菅井八段が勝利して1敗を守りました。
《評価》
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
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最後までお付き合いくださり有難うございました。