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お越しくださいました。
今回は、きょうからNHK杯将棋トーナメント3回戦(ベスト16)に入ります。
八代七段と谷川17世名人の対局を棋譜を通してご案内します。
八代七段は順位戦C級2組ながら、8割超えの勝率とすこぶる強いんです。
静岡県の出身で師匠は焼津市出身(現在伊東市在住)青野照市九段。
放送日時:2023年12月3日10時30分
先手:八代弥七段
後手:谷川浩司17世名人
手合い:平手
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦型:三間飛車
解説:森下卓九段
司会:鈴木環那女流三段
【略歴】
名 前 八代 弥(やしろ わたる)
生年月日 1994年3月3日(29歳)
プロ入り年月日 2012年4月1日(18歳)
棋士番号 287
出身地 静岡県賀茂郡
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 青野照市九段
竜王戦 1組(1組:2期)
順位戦 C級2組
今年度成績 28勝6敗(0.8235)
名 前 谷川 浩司(たにがわ こうじ)
生年月日 1962年4月6日(61歳)
プロ入り年月日 1976年12月20日(14歳)
棋士番号 131
出身地 兵庫県神戸市須磨区
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 若松政和八段
弟子 都成竜馬
永世称号 十七世名人
竜王戦 4組(1組以上:22期)
順位戦 B級2組(A級以上:32期)
今年度成績 10勝11敗(0.4761)
▶39手目☗9九玉
先手はアナグマ囲いにするようです。対して、後手は三間飛車で迎え打つ態勢で美濃囲いです。
▶42手目☖6五歩
解説・森下九段によると、「後手だけ進めると、☖4二角~☖6四角が考えられ、飛車のコビンを狙う筋」が考えられます。
【次の一手】
▶45手目☗4六銀まで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
《最善手》
▶46手目☖1四歩。
本譜は☖3一飛でした。
未熟な小生だからかもしれませんが、本譜の3一飛は疑問を持ちます。
三間飛車で十字飛車の特長が失せる(飛車が1段目に移ることで2段目の飛車の利きが失せるマイナスが生じる。)ので、どおなのかな・・・。
「手のないときは端歩を突け」と言う格言がありますが、飛車は2段目に置いて☖1四歩が良かったのではないかな・・・。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶87手目☗4二成桂まで後手投了。
先手・アナグマの囲いが強固で投了は致し方ないかな。
悪手0とは立派です。
先手・八代七段の差し回しが上手く、攻勢のタイミングがピッタリのような気がします。
ベスト8進出第1号です。
《評価》
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
はてなブックマークをお気軽にどおぞ(。・ω・。)ノ♡
最後までお付き合いくださり有難うございました。