ようこそ!
お越しくださいました。
今回は、日本中が注目する一局ではないでしょうか。
NHK杯将棋トーナメント3回戦第7局、里見香奈女流四冠を破り勝ち上がった久保九段と前期優勝したNHK杯藤井聡太との対局を棋譜とともに【次の一手】をご案内します。
楽しみな一戦なので、TV観戦しながら棋譜をまとめています。
おいらの予想は対向型(居飛車対振り飛車)の戦型になるでしょうね。
久保九段が飛車をどこに振るかが注目です。
放送日時:2024年1月21日10時30分
先手:久保利明九段
手合い:平手
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦型:三間飛車
解説:藤井猛九段
司会:中村桃子女流二段
【略歴】
名前 藤井聡太
生年月日 2002年7月19日(21歳)
プロ入り年月日 2016年10月1日(14歳)
棋士番号 307
出身地 愛知県瀬戸市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 杉本昌隆八段
保持タイトル 竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖
竜王戦 第36期竜王(1組以上:3期)
順位戦 第81期名人(A級以上:2期)
今年度成績 36勝6敗(0.8571)
名前 久保利明
生年月日 1975年8月27日(48歳)
プロ入り年月日 1993年4月1日(17歳)
棋士番号 207
出身地 兵庫県加古川市
所属 日本将棋連盟
(関東[-2006年3月]
→関西[2006年4月-])
師匠 淡路仁茂九段
弟子 榊菜吟、久保翔子
竜王戦 1組(1組:15期)
順位戦 B級2組(A級:13期)
今年度成績 10勝14敗(0.4166)
▶29手目3八飛
先手は7八にいた飛車を3八へ移動しました。
後手の6四角の狙いがあって、☗1八香~☗1九玉~☗2八銀という《アナグマ》囲いが完成していれば(玉も安泰)・・・。.
▶30手目☖4二角。
後手の狙いは☖8六歩で8筋の飛車先の歩を切ること。
含みとして、☗3五銀に対するけん制で☖6四角がある(解説・藤井猛九段)。
▶32手目☖3六歩。
先手には終盤この3六歩と突き出した一手が嫌味となってくる。
☖3六歩の突き出しは《味のある手筋》ではないでしょうか。
【次の一手】
▶62手目☖3二銀打ちまで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
↓ ↓ ↓
|
《最善手》
▶63手目☗8一飛成。
本譜は☗9八金。
もったいない金打ちに見えますが、いかがでしょうか。
先手には苦しい展開で、難しい判断でしょう。
【棋譜】
/p>
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶108手目☖1五歩まで先手投了。
後手藤井NHK杯が先手の仕掛けに対し、それを上回る指し手で優勢を保持し、圧倒した将棋に見えます。
藤井NHK杯の強さが出た将棋でしょう。
次の対戦は伊藤匠七段になります。
残念ながら、振り飛車党が消えてしまい淋しいですね。
悪手は先手、後手仲良く2つでした。
《評価》
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
はてなブックマークをお気軽にどおぞ(。・ω・。)ノ♡
最後までお付き合いくださり有難うございました。