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結果から記述しますが、藤井王将の3連勝で王将戦七番勝負第3局は決着がつきました。
菅井八段はこれまでの三間飛車から向かい飛車へ戦型を変えましたが、3連敗で後がなくなりました。
振り飛車党の私は、みなさんに嫌われるかもしれませんが、当然菅井一押しです。
本王将戦七番勝負は3連戦すべてに対向型になりましたが、そろそろ振り飛車党のタイトルホルダーが誕生してほしいというのが本音です。
今年は辰年。そして菅井八段は《竜也》と言うお名前ですから。
では、第3局の模様を【次の一手】とともに「 棋譜」をご案内したいと思います。
開始日時 2024-01-27 09:00:00
棋戦 王将戦
棋戦詳細 第73期ALSOK杯王将戦 七番勝負第3局
先手 菅井竜也 八段
後手 藤井聡太 王将
手合割 平手
場所 島根県大田市「国民宿舎さんべ荘」
時間 8時間
消費時間 91▲366△385
戦型 向かい飛車
【略歴】
名前 藤井聡太
生年月日 2002年7月19日(21歳)
プロ入り年月日 2016年10月1日(14歳)
棋士番号 307
出身地 愛知県瀬戸市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 杉本昌隆八段
保持タイトル 竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖
竜王戦 第36期竜王(1組以上:3期)
順位戦 第81期名人(A級以上:2期)
名前 菅井竜也
生年月日 1992年4月17日(31歳)
プロ入り年月日 2010年4月1日(17歳)
棋士番号 278
出身地 岡山県御津郡御津町(現岡山市北区)
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 井上慶太九段
竜王戦 1組(1組:1期)
順位戦 A級(A級:4期)
▶7手目☗8八飛。
先手は《向かい飛車》に替えてきました。端歩もついていません。
▶23手目☗2二角成。
先手は美濃囲いに玉を囲って、一手損でも《角交換》で積極的に動いてきました。
▶36手目☖7四歩打ち。
先に☖8六歩打ちではマズイのでしょうかね。
▶38手目☖8六歩。
飛車先の歩を切りました。
【次の一手】
▶64手目☖5六歩打ちまで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶65手目☗5五角打ち。
本譜は☗5三歩成。
角のラインを活かすか、後手飛車狙いか迷いますね。
と金をつくられるのは防ぎたいし、忙しい局面です。
中盤の《味のある手筋》になっていたかもしれません。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶94手目☖6八成桂まで先手投了。
藤井王将は3連勝。
菅井八段にとっては巻き返しとなる第4局は2月7~8日立川市で開催。楽しみです。
《評価》
悪手は先手2に対し後手は3個。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
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最後までお付き合いくださり有難うございました。