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王将戦新春第１局は挑戦者菅井八段の先手で始まりました。
振り飛車党の私は、みなさんに嫌われるかもしれませんが、当然菅井一押しです。
本王将戦七番勝負はすべて対向型になろうかと思われますが、そろそろ振り飛車党のタイトルホルダーが誕生してほしいというのが本音です。
今年は辰年。そして菅井八段は《竜也》と言うお名前ですから。
開始日時 2024-01-07 09:00:00
棋 戦 第73期ASLOK杯王将戦 七番勝負第１局
先 手 菅井竜也 八段
後 手 藤井聡太 王将
手合割 平手
場 所 栃木県大田原市「ホテル花月」
時 間 ８時間
消費時間 120▲436△476
戦 型 三間飛車
【略歴】
名前 菅井竜也
生年月日 1992年4月17日（31歳）
プロ入り年月日 2010年4月1日(17歳)
棋士番号 278
出身地 岡山県御津郡御津町（現岡山市北区）
所属 日本将棋連盟（関西）
師匠 井上慶太九段
竜王戦 1組（1組：1期）
順位戦 A級（A級：4期）
今年度成績 24勝12敗(0.6666名前 菅井竜也
生年月日 1992年4月17日（31歳）
プロ入り年月日 2010年4月1日(17歳)
名前 藤井聡太
生年月日 2002年7月19日（21歳）
プロ入り年月日 2016年10月1日（14歳）
棋士番号 307
出身地 愛知県瀬戸市
所属 日本将棋連盟（関西）
師匠 杉本昌隆八段
保持タイトル ８冠
竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖
竜王戦 第36期竜王（1組以上：3期）
順位戦 第81期名人（Ａ級以上：2期）
今年度成績 33勝6敗(0.8461)
▶５手目☗７八飛。
先手は三間飛車へ飛車を振りました。これで居飛車対振り飛車と言う対向型の戦型になりました。
▶５４手目☗８六歩。
後手が８筋の歩を突き、いよいよ開戦です。
先手は金銀４枚のアナグマに、後手も同じ堅い囲いの金銀４枚のアナグマです。両者に堅さ比べで何ら引けは取りませんね。
▶５６手目４六歩。
この手の意味はどこにあるのか、未熟なおいらには想像がつきません。
後手は８筋で歩損して、その代償に何か目論ででいると思いますが、４六歩でまた駒損しています。
▶８３手目７三歩打ち。
☖８八とを放置して☗７三歩打ちは特になるのでしょうか。未熟なおいらには計りかねます。
【次の一手】
▶９４手目☖６三金まで。先手番。
次で、AI（水匠２）による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段（当時五段）～「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表）の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶９５手目☗４一角打ち。
狙いは飛車取りに当たっている金。
☖７四金で飛車を取れば、☗同角成で金が手に入る。言わば、飛車金交換は容認する意図の手でしょう。
本譜は４四歩打ちの《垂れ歩》でと金づくり。
この時点で飛車はタダ。代償は☗４三歩成☖同金で後手のアナグマの陣形を乱しても追いつかないのでは・・・。
☗４一角は《味のある手筋》ではないでしょうか。
【棋譜】
<p>
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸｀)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(｡･ω･｡)ﾉ♡
【投了図】
▶１２６手目☖４七金打ちまで先手投了。
藤井王将は王将戦防衛戦第１局を勝利で幸先の良いスタートです。
一方、菅井八段は飛車の代償が得られなかったのが敗因か？
まだ始まったばかり、先は長い。次回に期待しましょう。
《評価》
両者ともに悪手は１個。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ～って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
はてなブックマークをお気軽にどおぞ(｡･ω･｡)ﾉ♡
最後までお付き合いくださり有難うございました。
