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お越しくださいました。
今回は、おいらの一押しの佐々木八段と若手ホープ-棋士古森五段の対局を棋譜とともに【次の一手】をご案内します。
両者は年齢では佐々木八段hが古森五段より1個年上で、初対局になります。
本戦は対局者のみならず、解説が藤井NHK杯と言うこともあって楽しみな一戦なので、TV視聴しながら棋譜を〔kifuforwindows〕でまとめています。
放送日時:2024年1月21日10時30分
先手:古森悠太五段
後手:佐々木勇気八段
手合い:平手
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦型:三間飛車
司会:中村桃子女流二段
【略歴】
名 前 古森 悠太(こもり ゆうた)
生年月日 1995年8月20日(28歳)
プロ入り年月日 2017年10月1日(22歳)
棋士番号 312
出身地 大阪府高槻市
所 属 日本将棋連盟(関西)
師 匠 小林健二九段
竜王戦 6組
順位戦 C級1組
今年度成績 14勝9敗(0.6086)
名 前 佐々木 勇気(ささき ゆうき)
生年月日 1994年8月5日(29歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師 匠 石田和雄九段
竜王戦 2組(1組:2期)
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 21勝14敗(0.6000)
▶24手目3二金。
先手玉が美濃囲いに構えて玉の囲いがしっかりしたので、後手はこの先、先手から早めの仕掛けに対しても対応できるように、またアナグマ囲いにも進められる布陣で3二金と玉を固めましたね。
▶26手目☖6四銀
後手の狙いは☖7五銀ですが、藤井NHK杯の解説では、「☗6八角(または☗5九角)または☗6五歩~☖7七角成~☗同飛が考えられます。」
▶28手目7七角成。
戦型は三間飛車となり、☗6五歩の開戦から角交換になりました。
▶32手目☖4四角打ち。
解説の藤井聡太NHKはこの先の銀交換の《さばき》まで。一手一手とても丁寧に解説され、その通り駒は進んでいました
【次の一手】
▶51手目☗8六同歩まで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶52手目☖6二歩打ち。
本譜は☗☖6六歩打ち。
なかなか気づかない手でありますが、《と金づくり》で先手の守りの駒を崩す
巧い一手で、《味のある手筋》ではないでしょうか。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶112手目☖3七竜(下図)まで先手投了。
先手は終盤、後手玉を追い詰めましたが、残念ながら、一手及びませんでした。
時間の使い方に両者の差が出て、先手は52手目☖6六歩打ちまで持ち時間を10分残す余裕でした。
時間の使い方で勝負を分けたかもしれません。。
佐々木八段の次の対局は佐藤天彦九段とベスト4の争いになります。
昨年同様、決勝戦で藤井NHK杯とのリベンジの戦いになると良いですね。
《評価》
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
はてなブックマークをお気軽にどおぞ(。・ω・。)ノ♡
最後までお付き合いくださり有難うございました。