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今回は竜王戦1組出場者決定戦の菅井八段と斎藤八段の対局をご案内します。
開始日時 2024-04-04 01:00:00
棋戦トーナメント 第37期竜王戦 1組出場者決定戦
先 手 菅井竜也 八段
後 手 斎藤慎太郎 八段
手合い 平手
場 所 関西将棋会館
持ち時間 5時間
手 数 94▲267△295
戦 型 ゴキゲン中飛車
▶3手目☗5八飛。
先手は戦型=ゴキゲン中飛車の始まり。
▶14手目1五歩。
後手が端歩を伸ばし、先手のアナグマ囲いを予想した1筋の歩を詰めました。
▶31手目☗2八銀。
先手はアナグマ囲いの必須ー2八銀と指して玉を固めました。
▶37手目3八飛。
先手中飛車から袖飛車へ移動。
そのための25手目☗4六銀であったか!?
【次の一手】
▶72手目☖4六歩まで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
🐽静岡県営吉田公園
◩水仙
◩焼津の桜
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶73手目☗4六同歩。
本譜は同じく☗7三歩成。
駒得を優先したけど、《と金》を玉の囲いに近いところで作られてはどうなんでしょうか???
AIの分析では本譜☗7三歩成は《疑問手》で、
この辺りから先手は苦しむ展開に進行。
《味のある手筋》
ここはいったん☗4六同歩とお付き合いして、駒得の桂取りはいつでもできる。
「味のある手筋」といたしましょう。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
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【投了図】
▶94手目☖4六歩打ちまで(下図)先手投了。
後手から7三馬の利き筋を止められては、先手《お手上げ》と言った気持ちでしょうか。
《評価》
悪手:先手2。後手0。
後手圧勝でしょう。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。