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今回は叡王戦五番勝負第1局をご案内します。
開始日時 2024-04-07 00:00:00
棋 戦 第9期叡王戦 五番勝負第1局
先 手 藤井聡太 叡王
後 手 伊藤 匠 七段
手合い 平手
場 所 愛知県名古屋市「か茂免」
持ち時間 4時間
手 数 107▲232△240
戦 型 角換わり腰掛け銀
▶10手目☗7七角成。
後手はいわゆる相撲で言えば「注文相撲」という立ち上がりでしょうか。角換わりを選択しました。
▶39手目6九玉。
先手は一手で6九玉と移動できるところを2手もかけて移動しています。
《角換わり腰掛け銀》という戦型の特徴で、後手も同様に
「玉の移動に手数をかけて、仕掛けるタイミングを計って」
います。
▶41手目☗7九玉。
先手は手数をかけて玉を移動しています。
▶44手目☖6二玉。
この局面だけ注目すると後手玉は戦いが起きたらとても不安になります。
【次の一手】
▶86手目☖8二同飛まで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
🐽静岡県営吉田公園
◩水仙
◩焼津の桜
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶87手目☗8三歩打ち。
本譜は☗4一角打ち。
AIの分析ではこの手は《疑問手》と明示しています。
《味のある手筋》
ただ、この辺りから先手有利に進展していますから、藤井マジックに☗4一角打ちで後手は迷わされたり、読みに不安を抱いたりされているのではないでしょうか???
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
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【投了図】
▶107手目☗6三銀打ちまで(下図)後手投了。
叡王戦五番勝負は藤井叡王の勝利で幕開けです。藤井マジックで考え過ぎで悪手が3個。伊藤七段は振り回されたかもしれません。
第2局は4月20日石川県で開催です。伊藤七段巻き返しに期待してます。
《評価》
悪手:先手0。後手3。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。