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今回は、NHK杯将棋トーナメント3回戦第6局、羽生九段と永瀬九段の対局を棋譜とともに【次の一手】をご案内します。
この二人、実力派・元タイトル保持者同士の対局で決勝戦で当たりたいほどのもったいない対局に思えます。
相居飛車の対局になるでしょう。
放送日時:2024年1月14日10時30分
先手:羽生善治九段
後手:永瀬拓矢九段
手合い:平手
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦型:向かい飛車
解説:増田3康宏七段
司会:鈴木環那女流三段
【略歴】
名 前 羽生 善治(はぶ よしはる)
生年月日 1970年9月27日(53歳)
プロ入り年月日 1985年12月18日(15歳)
棋士番号 175
出身地 埼玉県所沢市[web 1]
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 二上達也九段
永世称号 永世竜王(資格)
十九世名人(資格)
永世王位(資格)
名誉王座(資格)
永世棋王(資格)
永世王将(資格)
永世棋聖(資格)
名誉NHK杯選手権者
竜王戦 1組(1組以上:35期)
順位戦 B級1組(A級以上:29期)
今年度成績 27勝18敗(0.6000)
名 前 永瀬 拓矢(ながせ たくや)
生年月日 1992年9月5日(31歳)
プロ入り年月日 2009年10月1日(17歳)
棋士番号 276
出身地 神奈川県横浜市中区
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 安恵照剛八段
竜王戦 1組(1組:7期)
順位戦 A級(A級:3期)
今年度成績 23勝18敗(0.5609)
▶15手目☗3四飛。
先手は横歩取りという戦法を選択。
▶22手目☖7五飛。
解説者・増田七段によると「ふつうは☖7四飛。」
▶29手目☗4四飛。
先手は飛車・角交換に出ました。
3五飛で飛車交換を要求することはできるのですが、☖同飛☗同歩のあと、☖3六歩打ちで桂が危ない。
【次の一手】
▶76手目☖3六桂成ちまで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶77手目☗
本譜は同じく、☖6六角打ち。
この辺りから、先手優勢から後手優勢の展開に移ったようです。
形勢グラフの通り。
☖5六角打ちが厳しい一手で《味のある手筋》ではないでしょうか。
【棋譜】
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初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶151手目☗8七玉まで後手投了。
先手が握手0でした。
観る方も選択に迷う局面が続きましたが、大熱戦の末、先手が勝利しました。
次の対局は、中村太地八段ですが、勝ち進めば藤井聡太NHK杯との対局が見られるかもしれません。
▶99手目☗2五歩打ち。
選択に迷う手が続いています。相手を迷わせる手に🍺乾杯。
こんな手が《味のある手筋》ともいえるでしょうか。
《評価》
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
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最後までお付き合いくださり有難うございました。