ようこそ!
お越しくださいました。
今回、今期NHK杯将棋トーナメント1回戦第1局をご案内します。
前期はご承知の通り、佐々木八段が藤井NHK杯の連覇を阻止し、A級棋士としての面目を果たし、嬉しい初優勝を飾りました。
今期のNHK杯将棋トーナメントは次の出場棋士50名の戦いになります。
本戦出場棋士:50名
シード棋士:31名。
予選通過者18名。
女流棋士1名。
第73回予選トーナメント(今期)からご案内します。
今回、1回戦第1局は両者ともに予選免除のお二人です。
では、今回もTV観戦でkiffor windowsにより棋譜を綴ってます。最速の情報をお届けします。
解説・稲葉八段によると、予選を勝ち抜くのは大変なことと仰ってます。
放送日時:2024年4月7日10時30分
先 手:澤田真吾七段
後 手:上野裕寿四段
手合い:平手
場 所:NHK放送センター
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦 型:相掛かり
解 説:稲葉陽八段
聞き手:鈴木環那女流三段
【略歴】
名 前 澤田 真吾(さわだ しんご)
生年月日 1991年11月21日(32歳)
プロ入り年月日 2009年4月1日(17歳)
棋士番号 274
出身地 三重県鈴鹿市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 森信雄七段
弟子 森本理子
竜王戦 3組(1組:1期)
順位戦 B級1組
澤田真吾の棋士成績
今年度成績 0勝0敗(----)
名 前 上野 裕寿(うえの ひろとし)
生年月日 2003年5月5日(20歳)
プロ入り年月日 2023年10月1日(20歳)
棋士番号 340
出身地 兵庫県加古川市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 井上慶太九段
竜王戦 37期より
順位戦 83期より
上野裕寿の棋士成績
今年度成績 0勝1敗(0.0000)
▶18手目☗3四歩。
解説・稲葉八段によると、これから《横歩取り》もありうる。ただ、☖7六飛と動くと、☗8二歩打ちは厳しく、タダで桂を渡すことにつながるし。
▶35手目☗2二角成。
先手は角交換に出ました。
【次の一手】
▶69手目☗8六歩まで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
🐽静岡県営吉田公園
◩水仙
◩チューリップガーデン
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《厚みを生かす》
将棋フォーカスの講座も新たに中川大輔八段と山根ことみ女流三段の「山好き」の名コンビで講座も発足。
みなさん、この局面で厚みを生かす一手とは?
正解は画像右下で。
☖8二玉まで。先手番。
◎正解☗8六歩。
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《最善手》
▶70手目☖5四歩。
本譜は☖7六歩打ちでした。
対局後のインタビューで聞き手・鈴木環那女流三段から後手・上野四段に「どのあたりで不利となったか」と聞かれ、「先手・澤田七段の69手目☗8六歩にどう対応していいかわからなくなった。」と応えていました。
プロでもわからないこの局面の一手
☖5四歩を《味のある手筋》といたしましょう。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
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※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶121手目☗6五飛成まで(下図)後手投了。
開幕戦は澤田七段が勝利しました。
先手にうまく指し回されて圧勝ではないでしょうか。
《評価》
悪手:先手0。後手2。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。