厳しい盤上の戦いー第７４回NHK杯将棋トーナメント１回戦第７局～横山泰明七段対斎藤明日斗五段

お題「後期高齢者の楽しみ」

お題「味のある手筋」

ようこそ！

お越しくださいました。

今回、NHK杯将棋トーナメント１回戦第７局をご案内します。

今回、登場のお二人は居飛車党なので、解説の野月浩貴八段は「相掛かり」を予想。

お二人の対戦成績は１対局で斎藤五段の１勝。

斎藤五段は予選を３戦対局して３勝での予選通過に対し、横山七段はＢ級１組なのでシード棋士になります。

NHK杯本戦への出場は３戦３勝しないと出場権はありませんから大変です。

両者は居飛車党なので予想としては《相掛かり》でしょうか( *´艸｀)（解説

本戦出場棋士：５０名

シード棋士：３１名。

予選通過者１８名。

女流棋士１名。

第７３回予選トーナメント（今期）からご案内します。

今期のNHK杯将棋トーナメントは次の出場棋士５０名の戦いになります。

解説は前期NHK杯将棋トーナメント優勝者・佐々木勇気八段。

wnoseiza17.hatenablog.com

なお、今回もTV観戦でkiffor windowsにより棋譜を綴っています。

放送日時：２０２４年５月１２日１０時３０分

先　手：ッ斎藤明日斗五七段

後　手：横山泰明七段

手合い：平手

場　所：NHK放送センター

持ち時間：１０分。使い切ったら、１分単位で１０回の考慮時間がある。

戦　型：一手損角換わり。

解   説：野月浩貴八段

本局は中盤から終盤の

見ごたえのある二人の駆け引き（読みの戦い、）

みなさんもそのあたりの読みの勝負を楽しんでもらえたら嬉しく思います。

【略歴】

名　　前    横山　泰明（よこやま　やすあき）
生年月日    1980年10月16日（43歳）
プロ入り年月日    2002年10月1日(21歳)
棋士番号    246
出身地    東京都多摩市
所属    日本将棋連盟（関東）
師匠    桜井昇九段

竜王戦    4組
順位戦    B級1組
今年度成績    3勝0敗(1.0000)

名前    斎藤　明日斗（さいとう　あすと）
生年月日    1998年7月17日（25歳）
プロ入り年月日    2017年10月1日（19歳）
棋士番号    311
出身地    神奈川県川崎市
所属    日本将棋連盟（関東）
師匠    宮田利男八段
竜王戦    5組
順位戦    C級1組
今年度成績    4勝3敗(0.5714)

▶８手目☖８八角成。

後手は《一手損角換わり》で仕掛けてきました。戦前ヵらの予定でしょうか。

▶４２手目☖９二角打ち。

後手は先手の馬を消しに角を打ってきました。

うるさい成角の＜馬＞は作戦上、盤上から消えてほしいですね。

▶９３手目３三歩成。

この辺りでは、私は先手の攻めが切れるか、切れないか、楽しみに見ていました。

玉に迫る「次の一手」で、私の読みは☖４一玉に☗２五飛。佳境に入って面白さが増してきますね。

▶９７手目☗２一飛成。

敵陣深く飛車が成りこんで☗２一飛成。大詰めになってきたでしょうか。相手の玉はほぼ裸状態です。

【次の一手】

▶１０１手目☗５九金打ちまで。後手番。

＜詰むや詰まざるや＞

あなたの浮かぶ最善手は如何に？？？

次で、AI（水匠２）による《最善手》を分析してもらいます。

あなたはどんな対応策が浮かびますか。

◩佐々木勇気八段（当時五段）～「日進月歩」

将棋の森(女流三段高橋和代表）の大会で私が優勝した際に授与された記念品。

プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。

☕ドトールコーヒー

老夫婦らしいお二人がコーヒーに入れる砂糖の数で奥さんが「あなたはいくつ入れるの」と優しく聞いていました。

なんとも微笑ましい光景です。

ポチっと応援していただけたら励みになります。

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チョットお耳を拝借。

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今朝夢を見て起きたら、しっかり覚えているんですね。

いつもは夢は記憶から消されることが多いのに、今回はなぜか記憶に残っている。

気持ち悪い( ;∀;)

どんな夢かと言うと、

利きたくない、見たくない、方はスルーしてくださいね。

「｜🚙のタイヤのゴムの一部が損傷して、削られているんです。それでも走って、ゴトガタ音はしないんですね。

何か嫌なことが起きる前触れでしょうか？？？

つまらない夢を見てしまいました。

でも、よく記憶に残っていたもんだ。ジャンジャン。

《最善手》

▶１０２目☖４三銀。

ここは☖４三銀がイイようです。

難しい判断です。

本譜は☖５一玉。

この辺り形勢はと言えば、「後手の悪手も見られて先手有利から先手勝勢」へとまで分析されています。

終局先手が敗北して、残念な結果になっています。

この辺りではお二人の読みが激しさを増して盤上の争いが起こっています。

　　　　《味のある手筋》

▶１０２目☖４三銀。

ここは☖４三銀がイイようです。

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【棋譜】

初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸｀)

<p>

【投了図】

▶１２６手目☖１四銀桂打ち（下図）まで先手投了。

先手が一歩届かず敗退しました。激戦を楽しく拝見させていただきました。

《評価》

悪手：先手２。後手０。

ここで【ブックマークについて】。

はてなブログさんから、下記のようにブックマークのコメントの「お知らせ」がございますが、開示してみると、

「コメントはありません。」と言うメッセージを見ることがあります。

ひょっとして、コメントしてくださった方に失礼があると申し訳ないのですが、

小生、困惑しています。ご返事しなければならないのでしたら、失礼があったらご容赦願いたく存じます。

お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。

“初段を目指して”

「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。

達成するには、次の３点が重要と＜将棋フォーカス＞山口恵梨子女二段は言う。

①とにかく実践を積む。

②実戦・３手詰を確実に。

③同じミスをしない。

将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ～って気分になりますよね(^^♪

駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。

将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆

最後までお付き合いくださり有難うございました。