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お越しくださいました。
今回は、王将戦一次予選から若手振り飛車党古森五段とベテラン・振り飛車党久保利明九段の対局をご案内したいと思います。
振り飛車党同士の対局を楽しんでいただけたら嬉しく思います(^_-)-☆。
対局日:2024-04-11 01:00:00
棋 戦:.王将戦一次予選
先 手:久保利明九段
後 手:古森悠太五段
手合い:平手
場 所:関西将棋会館
持ち時間:3時間
戦 型:三間飛車
【略歴】
名 前 久保 利明(くぼ としあき)
生年月日 1975年8月27日(48歳)
プロ入り年月日 1993年4月1日(17歳)
棋士番号 207
出身地 兵庫県加古川市
所属 日本将棋連盟
(関東[-2006年3月]
→関西[2006年4月-])
師匠 淡路仁茂九段
弟子 榊菜吟、久保翔子
竜王戦 1組(1組:15期)
順位戦 B級2組(A級:13期)
久保利明の棋士成績
今年度成績 0勝2敗(0.0000)
※弟子の久保翔子さんは久保九段のお嬢さん。
名 前 古森 悠太(こもり ゆうた)五段
生年月日 1995年8月20日(28歳)
プロ入り年月日 2017年10月1日(22歳)
棋士番号 312
出身地 大阪府高槻市
所 属 日本将棋連盟(関西)
師 匠 小林健二九段
王戦 6組
順位戦 C級1組
今年度成績 2勝1敗(0.6666)
▶25手目☗9八香。
先手は後手が振り飛車党と知っての、あえて《居飛車アナグマ囲い》。後手は予想通り《三間飛車》。
ベテラン棋士が若手に戦法を譲った対抗型になりました。
▶38手目6五銀
後手は各党の歩を狙いに出ました。よくある手筋。後手は「一歩」を取れるとは思っていないでしょう。
▶44手目6五歩。
これはかえって☗7七銀でアナグマ玉を固くさせるのではないかなぁ。
《味のある手筋》
▶55手目☗5五歩。
タダのように見える歩突きですが、後手は銀でも、金でもこの歩は取りにくい。
駒台には駒がなくとも、《質駒》があります。
☗3五歩と一歩落ちていますから、金でも銀でも☖5五同金(銀)で☗5六歩打ちで先手は有利な展開が見込まれます。
【次の一手】
▶118手目☖7四金打ちまで。先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
おおて(王手)が《追う手》にはしたくないところでしょうか?
🐽静岡県営吉田公園
◩水仙
◩チューリップガーデン
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶119手目☗5三馬。
おいらには王手は追う手のように見えるのですが・・・?。
本譜は☗8六銀打ちで高度なテクニックではないかな。難しい判断です。
AIの解析ではこの辺りから、先手勝勢から先手有利そして互角へと変化しています。
ここでは、☖5三馬を《味のある手筋》といたしましょう。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶188手目☖7八同歩成まで(下図)先手投了。
後手大逆転勝利と言ってよいでしょう。次のお相手は森本四段になります。
先手の悪手が多すぎが気になります。
《評価》
悪手:先手7。後手4。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。