ようこそ!
お越しくださいました。
きょうの対局のお二人は、ともに「攻め将棋」だそうです。
先手番・徳田四段は1回戦を三浦九段を破っての2回戦進出で、後手番の中村八段は順位戦A級在籍により<予選免除>になっています。
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放送日時:2024年9月8日10時30分
先 手:徳田拳士四段
後 手:中村太地八段
手合い:平手
場 所:NHK放送センター
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦 型:横歩取り
解 説:斎藤明日斗五段
本戦出場棋士:50名
シード棋士:31名。
予選通過者18名。
女流棋士1名。
第73回予選トーナメント(今期)からご案内します。
今期のNHK杯将棋トーナメントは次の出場棋士50名の戦いになります。
【略歴】
(敬称 略)
名 前 徳田 拳士(とくだ けんし)
生年月日 1997年12月9日(26歳)
プロ入り年月日 2022年4月1日(24歳)
棋士番号 332
出身地 山口県周南市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 小林健二九段
竜王戦 6組
順位戦 C級2組
今年度成績 8勝5敗(0.6153)
名 前 中村 太地(なかむら たいち)
生年月日 1988年6月1日(36歳)
プロ入り年月日 2006年4月1日(17歳)
棋士番号 261
出身地 東京都府中市
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 米長邦雄永世棋聖
竜王戦 5組
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 2勝4敗(0.3333)
▶15手目☗3四飛。
《.横歩取り》
解説・斎藤五段の予想は《角換わり》でした。
▶21手目☗2八歩打ち。
後手・20手目☖2五飛に、先手の対応策は☗2八歩打ち。
後手が一本取ったと言えるでしょうか。
凄~い(^_-)-☆
▶41手目☗8五歩打ち。
先手が8四歩~8五飛の狙いで、後手の飛車を追い詰めます。
▶63手目☗7一角打ち。
この辺りまではTV観戦しながら《先手有利》な局面が続いて、徳田四段の勝利を期待していました。
この7一角打ちでは、飛車取りですが、もう一つの狙いは《5三》で、7五角が3一玉のラインを狙っています。
【次の一手】
▶95手目☗1六玉まで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
何処でもアイスコーヒー。
◩四季の花
左から〈アジサイー十二単(じゅうにひとえ)〉、〈カルミア〉。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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【AIによる最善手】
▶最善手:96手目☖1四歩。
私も考えていた一手でした(勝ち負け関係ないおいらですが・・・)。
本譜は、思いっきりがイイ☖5八竜。
バッサリ銀と刺し違え。おいらには詰みが見えていない状況ではできない一手。
最後は先手が詰み切れず・・・先手は白星を逃がしました☺☺☺
《味のある手筋》
▶63手目☗7一角打ち。
TV観戦しながら《先手有利》な局面が続いて、おいらもTV観戦しながら、徳田四段の勝利を期待していました。
本譜☗7一角打ち☖6二飛☗同角成で飛車角交換。
先手玉は《青野流5八玉》に対して、後手玉の守りは金一枚。
ここで、飛車角交換されては命がいくつあっても耐えきれません。
残念ながら先手・徳田四段はA級棋士と言う、大きな魚を逃してしまいました( ..)φメモメモ
【棋譜】
最終局面114手目☖3四玉まで
先手が投了しました。
下記の「解析」で、先手が悪手(先手3。後手6)が多い後手に屈しました。
もったいなかったなぁ・・・。
《解析》
悪手:先手3。後手6。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
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最後までお付き合いくださり有難うございました。