ようこそ!
お越しくださいました。
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今回は、佐々木勇気八段と藤井聡太竜王の竜王戦七番勝負第1局をご案内します。
その前に、【将棋世界】編集長を務めた大崎善生さんが死去されたことがわかりました。
66歳。
まだまだご活躍できるお年なのに、若くしてお亡くなりになりました。
心からお悔やみを申し上げます。
奥様は【将棋の森】代表・高橋和(たかはし やまと)さん。
お世話になっております。
【将棋の森】
左から、高橋和(たかはし やまと)代表。その息子さん、安食聡子元女流初段、そして筆者。
さて、昨季のNHK杯決勝戦で藤井竜王・名人を破って優勝した佐々木八段は順位戦でも3連勝と絶好調。
今季成績も佐々木八段は15勝2敗(勝率0.8823)。
残念ながら、
佐々木八段(30歳)はタイトル戦初挑戦で白星を上げることはできませんでした。
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対局日時:2024年9月12日1時00分
後 手:佐々木勇気八段
手合い:平手
持ち時間:8時間
117▲438△279
戦 型:角換わり腰掛銀
【略歴】
(敬称 略)
名 前 藤井 聡太(ふじい そうた)
生年月日 2002年7月19日(22歳)
プロ入り年月日 2016年10月1日(14歳)
棋士番号 307
出身地 愛知県瀬戸市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 杉本昌隆八段
永世称号 永世棋聖(資格)
永世王位(資格)
保持タイトル 竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖
竜王戦 第36期竜王(1組以上:3期)
順位戦 第82期名人(A級以上:3期)
今年度成績 18勝5敗(0.7826
名 前 佐々木 勇気(ささき ゆうき)
生年月日 1994年8月5日(30歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師 匠 石田和雄九段
竜王戦 2組(1組:2期)
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 15勝2敗(0.8823)
▶37手目☗6六歩
先手が仕掛けました。角換わりの仕掛けはタイミングが難しいですね。
▶44手目☖4四銀。
☗4五桂跳ねの前に3三から避難した形でしょう。
▶57手目☗6七歩。
8七歩打ちではなく、6七歩打ちなんですね。
【次の一手】
▶63手目☗9五歩まで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
何処でもいつでもアイスコーヒー。
♬Moonriver~by村治佳織
◩四季の花
左から〈アジサイー十二単(じゅうにひとえ)〉、〈カルミア〉。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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【AIによる最善手】
▶最善手:64手目☖9五同歩。
本譜は☖8八歩打ち。
形勢は〔互角〕と分析。
《味のある手筋》
▶106手目☖6六歩。
AIは本譜☖6六歩打ちを《疑問手?》ではないかと分析しています。
形勢は先手有利と分析しています。
この辺りから先手に形勢が傾いて行きます。
難しい判断です( *´艸`)
【棋譜】
棋譜に沿って、一手ごと駒が進みます。初手から終局までごゆっくりどおぞ( *´艸`)
最終局面117手目☗3三金まで、後手は投了しました。
持ち時間:8時間あって、
「117▲438△279」
このように、先手と後手に消費時間に差がついています。
ただ、《悪手》を見ても大差はありません。
初めてのタイトル戦で着物に不慣れの挑戦者。次局は時間の使い方にも配慮する必要があるでしょうか。
《解析》
悪手:先手0、後手1。
◩対局を終わっての感想
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女流二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
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最後までお付き合いくださり有難うございました。