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今回は、佐々木勇気八段登場で、久々のお相手・将棋界のベテラン郷田真隆九段。
対局日:2024年5月24日
棋戦:竜王戦2組ランキング戦
先 手:佐々木勇気八 段
後 手:郷田真隆九段
手合い:平手
場 所:東京・将棋会館
持ち時間:5時間
.指し手時間:93手▲293△.300
戦 型:角換わり腰掛銀
【略歴】
名 前 佐々木 勇気(ささき ゆうき)
生年月日 1994年8月5日(29歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師匠 石田和雄九段
竜王戦 2組(1組:2期)
順位戦 A級(A級:1期)
佐々木勇気の棋士成績
竜王戦 1組(1組以上:35期)
順位戦 B級1組(A級以上:29期)
今年度成績 2勝0敗(1.0000)
名 前 郷田 真隆(ごうだ まさたか)
生年月日 1971年3月17日(53歳)
プロ入り年月日 1990年4月1日 (19歳)
棋士番号 195
出身地 東京都
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 大友昇九段
竜王戦 2組(1組:18期)
順位戦 B級2組(A級:13期)
郷田真隆の棋士成績
今年度成績 3勝4敗(0.4285
▶10手目☗7七角成。
《相掛かり》から《角換わり》へ進みました。
▶47手目☗2二歩打ち。
この歩取れば、《壁金》を作ることができる。金で歩を取らなければ桂を入手できる。
▶48手目☖8八歩打ち。
後手も対抗して反撃の歩打ちです。
【次の一手】
▶69手目☗6七金まで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
◩呉港
海上自衛隊潜水艦
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶70目☖8七飛成。
先に飛車成で《竜》を作るのが先決という判断でしょう。
本譜は☖7九銀打ち。
これは「八段目に逃がさない。」と言う意図がありありですが、駒が桂のみ。次に飛車が成れば良し。という判断か。」
でも、玉を八段目に落とし、九段目に逃げられる(☖8七飛成☗6八玉☖7八竜☗5九玉☖7九竜☗6九合い駒~)
難しい判断です。
《味のある手筋》
▶69手目☖6九銀。
「玉を下段に逃がさない《縛り》。」と、
「玉を追い詰める☗8七飛成。
飛車が成って玉を追い詰めるかと思ったら、☖8九銀打ち。持ち駒が足りなくなるのではと心配です。
ここは銀ですか。ニクイなぁ。
▶69手目6七金(再掲)
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶93手目☗8三歩打ち(下図)まで後手投了。
競っていた将棋でしたね。後手が一歩及ばず、白旗を上げて先手が勝利しました。
激しい戦いでした。
面白く、楽しませていただきました(^^)/
《評価》
悪手:先手3。後手4。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。