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お越しくださいました。
今回はNHK杯将棋トーナメントで藤井聡太NHK杯覇者に勝利して初優勝を飾った佐々木勇気八段と森信雄七段門下で著しい成長を見せて決勝トーナメントまで勝ち上がったC級1組の若手ホープ・西田卓也五段の対局を《次の一手》をご一緒に考えながら、棋譜とともにご案内します。
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開始日時:2024/03/22 10:00:00
終了日時:2024/03/22 19:04:00
棋 戦:棋聖戦
場 所:東京・将棋会館
持ち時間:4時間
消費時間:96▲239△212
手合割:平手
先 手:佐々木勇気 八段
後 手:西田拓也 五段
戦 型:その他の戦型
【略歴】
奈 前 佐々木 勇気(ささき ゆうき)
生年月日 1994年8月5日(29歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師 匠 石田和雄九段
竜王戦 2組(1組:2期)
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 0勝0敗(ー)
名 前 西田 拓也(にしだ たくや)
生年月日 1991年8月25日(32歳)
プロ入り年月日 2017年4月1日(25歳)
棋士番号 309[1]
出身地 京都府京都市
所 属 日本将棋連盟(関西)
師 匠 森信雄七段
竜王戦 6組
順位戦 C級1組
今年度成績 0勝0敗(----)
▶10手目☖9二飛
珍しい飛車の動きですね。
▶28手目☖3四飛
これが狙いでしたか。ビックリです( ゚Д゚)
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【次の一手】
▶44手目☖5.五角まで先手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
🐽静岡県営吉田公園
◩水仙
◩チューリップガーデン
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
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《最善手》
▶45手目☗5八金。
本譜は☗2四飛。
細かい点ですが、本譜はごく自然な一手に見えますが、☗5八金が優先する一手とは難しい判断です。
形勢グラフを見るとおり、この辺りの局面から後手有利に展開しています。
▶93手目☗8二歩成
先手としては最後の<あがき>(失礼)でしょうか。<味のある手筋>と言える手筋ではありますが・・・???。
☖同玉なら。☗6一角成で勝負しようと言うところでしょうが、後手玉は相手にせず、☖6二玉。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
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【投了図】
▶96手目☖2九銀不成まで(下図)先手投了。.
2九銀不成で飛車を後手に取り上げられては戦意をなくすでしょうねぇ。
勝利した西田五段の次のお相手は、佐藤天彦九段になります。
《評価》
悪手:先手5。後手2。
先手は悪手が目立って多いですねぇ。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標はまずは【初段】でしょう。
目標を達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
最後までお付き合いくださり有難うございました。