ようこそ!
お越しくださいました。
.
今回はNHK杯将棋トーナメント2回戦第12局佐々木勇気NHK杯と郷田真隆九段の対局をご案内します。
きょうの対局のお二人は、これまで6局対戦して、
佐々木NHK杯4勝。郷田九段2勝。
初登場の佐々木NHK杯の対局を楽しみに待っていました(。・ω・。)ノ♡
先手番・郷田九段は1回戦で佐々木大地七段に勝利しての2回戦進出です。
一方、佐々木NHK杯は2回戦からの登場です。
.
放送日時:2024年9月22日10時30分
先 手:郷田真隆九段
手合い:平手
場 所:NHK放送センター
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦 型:矢倉
解 説:三枚堂達也七段
本戦出場棋士:50名
シード棋士:31名。
予選通過者18名。
女流棋士1名。
第73回予選トーナメント(今期)からご案内します。
今期のNHK杯将棋トーナメントは次の出場棋士50名の戦いになります。
【略歴】
(敬称 略)
名 前 郷田 真隆(ごうだ まさたか)
生年月日 1971年3月17日(53歳)
プロ入り年月日 1990年4月1日 (19歳)
棋士番号 195
出身地 東京都
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 大友昇九段
竜王戦 2組(1組:18期)
順位戦 B級2組(A級:13期)
今年度成績 14勝12敗(0.5384)
名 前 佐々木 勇気(ささき ゆうき)
生年月日 1994年8月5日(30歳)
プロ入り年月日 2010年10月1日(16歳)
棋士番号 280
出身地 埼玉県三郷市
師 匠 石田和雄九段
竜王戦 2組(1組:2期)
順位戦 A級(A級:1期)
今年度成績 16勝5敗(0.7619)
▶25手目☗2四歩。
先手は☗7九角と引いてから2筋の飛車先の歩を突きました。
テキストでよく見かける《矢倉》の常道手筋。
☖同歩に☗同角☖2三歩☗4六角と好位置に引くでしょう。
▶40手目☖6五歩。
後手が仕掛けました。☖5三銀で玉を《中住まい》に添えたときからの後手の狙いでしょう。
▶45手目☗5五歩。
先手は自角の利き筋をあえて止めて、後手2二角のラインを止める策を選択しました。
慎重ですね( *´艸`)
▶48手目☖5四歩打ち。
いろいろ手は考えられますね。
一つは☗6四歩。他に、☗6六銀と引く手。
(解説:三枚堂七段)。
【次の一手】
▶79手目☗7八金まで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな対応策が浮かびますか。
何処でもアイスコーヒー。
♬Moonriver~by村治佳織
◩四季の花
左から〈アジサイー十二単(じゅうにひとえ)〉、〈カルミア〉。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
ポチっと応援していただけたら励みになります。
↓ ↓ ↓
|
【AIによる最善手】
▶最善手:80手目☖7七銀打ち。
解説の三枚堂七段も同じ手を読んでいましたね。
本譜は、同じく☗7七銀打ちを五角と評価。
《味のある手筋》
▶82手目☖2四角打ち。
AIは、本譜☖6三金に替えて角で王手をする一手を推奨しています。
【棋譜】
下図の矢印で、棋譜に沿って一手ごと駒が進みます。
最終局面91手目☗7三銀を見て、後手は投了しました(下図)。
前年のNHK杯優勝者が初登場で消えました。
悪手は勝者の2より少ない1個でしたが・・・。
《評価》
悪手:先手1、後手2。
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
“初段を目指して”
「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。
達成するには、次の3点が重要と<将棋フォーカス>山口恵梨子女流二段は言う。
①とにかく実践を積む。
②実戦・3手詰を確実に。
③同じミスをしない。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
|
最後までお付き合いくださり有難うございました。