ようこそ!
お越しくださいました。
今回は、NHK杯将棋トーナメント2回戦から佐藤九段と郷田九段の対局を棋譜を通してご案内します。
本局は記事投稿の下準備で<kifufor windows>により棋譜を作成していましたが、
102手目に記録ミスがあって先に進めなかったので投稿を見合わせていました。
今回、NHKから訂正があり投稿ができるようになりました。
訂正後の指し手は
102手目☖1五桂打ち。
記録ミスは2三にいた後手の桂が102手目☖1五桂と跳ねた局面(下図)。
先手3五馬で王手がかかって自殺行為。マサカのあり得ない一手でした。
対象記事はこちら。
↓ ↓ ↓
放送日時:2023年11月5日10時30分
先手:佐藤天彦九段
後手:郷田真隆九段
手合い:平手
持ち時間:10分。使い切ったら、1分単位で10回の考慮時間がある。
戦型:
解説:金井恒太六段
▶13手目☗6八飛
佐藤九段には振り飛車は珍しいのではないか。相居飛車を避けて、対向型を選択しました。
▶33手目☗4五桂
先手が仕掛けて中盤に入りました。桂交換を要求した形で後手はどんな対応を見せるでしょうか。
▶44手目3一金
4一にいた金が3位置へ移動しました。これは何という守り、囲いでしょうか?トーチカに似た形にも見えますね(^_-)-☆
▶68手目☖8八飛成
先手陣に深く飛車が成り込んで終盤の熱い戦いが見られそうです。
【次の一手】
▶75手目☗4二金打ちまで。後手番。
次で、AI(水匠2)による《最善手》を分析してもらいます。
あなたはどんな手が浮かびますか。
◩佐々木勇気八段(当時五段)~「日進月歩」
将棋の森(女流三段高橋和代表)の大会で私が優勝した際に授与された記念品。
プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。
《最善手》
▶76手目☖6七角打ち。
後手は守りの駒がはがされ、4二金が迫っている中で、ここは攻めの一手ですか。
タイミングを計る点が難しいですね。これも味のある手筋とさせていただきます(^_-)-☆
本譜は☖5四銀打ちでした。
未熟な小生は理解ができず、ちょっと首をかしげました。
【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸`)
※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(。・ω・。)ノ♡
【投了図】
▶113手目☗5四と(と金)ちまで後手投了。
私が居眠りしちゃって、解説・金井六段の解説が聞かれなくて残念でした。
実力派お二人の力が十分発揮された一局でしょう。悪手も両者ともに一つと同数です。
《評価》
お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。
将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ~って気分になりますよね(^^♪
駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。
将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆
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最後までお付き合いくださり有難うございました。