NHK杯将棋トーナメント決勝戦～佐々木勇気八段が優勝

お題「後期高齢者の楽しみ」

お題「味のある手筋」

ようこそ！

お越しくださいました。

なんと！決勝戦は前期決勝戦と同じ顔ぶれになりました。

佐々木勇気八段にとっては前期決勝戦で負けた相手。「借りを返す」にはまたとない絶好のチャンスに気持ちを強くぶつかってくるのではないでしょうか。

一方、藤井聡太NHK杯にとってはｖ2を目指しての大事な勝負です。

今回は佐々木八段が１６９手の熱戦の末、藤井NHK杯を倒しました。

初優勝おめでとうございます。

やっと、一つのタイトルをＡ級棋士が勝ち取りました。

放送日時：２０２４年３月１７日１０時３０分

先　手：佐々木勇気八段

後　手：藤井聡太NHK杯

手合い：平手

場　所：NHK放送センター

持ち時間：１０分。使い切ったら、１分単位で１０回の考慮時間がある。

戦　型：

解   説：羽生善治九段

【略歴】

奈　　前    佐々木 　勇気（ささき　ゆうき）
生年月日    1994年8月5日（29歳）
プロ入り年月日    2010年10月1日（16歳）
棋士番号    280
出身地    埼玉県三郷市
師　匠    石田和雄九段
竜王戦    2組（1組：2期）
順位戦    A級（A級：1期）
今年度成績    25勝17敗(0.5952)

太名前    藤井聡太
生年月日    2002年7月19日（21歳）
プロ入り年月日    2016年10月1日（14歳）
棋士番号    307
出身地    愛知県瀬戸市
所　属    日本将棋連盟（関西）
師　匠    杉本昌隆八段
保持タイトル    竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖
竜王戦    第36期竜王（1組以上：3期）
順位戦    第81期名人（Ａ級以上：2期）
今年度成績    45勝7敗(0.8653)

▶７５手目☗７三歩打ち

前の手☗６三歩打ち☖７二金☗８三歩打ち。

６三歩打ちで仮に☖同金なら☗７二角打ち（解説羽生九段曰く「将棋は終わる。」）。」

▶７７手目６二歩成

前譜から☗７三歩☖同金☗６二歩成でと金作り完成。

▶８０手目４五銀

銀と刺し違いで桂を入手。次の譜☖７四桂打ち。（解説羽生九段の読み通り。）

▶８２手目☖７四桂打ち。

この桂がこれから先手玉を脅かす（８六桂～９八桂成）。

【次の一手】

▶１１７手目☗４七玉まで。後手番。

次で、AI（水匠２）による《最善手》を分析してもらいます。

あなたはどんな対応策が浮かびますか。

🐽静岡県営吉田公園

◩水仙

　　　　　

◩チューリップガーデン

◩佐々木勇気八段（当時五段）～「日進月歩」

将棋の森(女流三段高橋和代表）の大会で私が優勝した際に授与された記念品。

プロフィールで居飛車党の佐々木勇気八段を押している理由はここにあります。

ポチっと応援していただけたら励みになります。

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《最善手》

▶１１８手目☖５五角成。

本譜は☖５七.銀不成。

形勢グラフを見るとおり、終盤の際どい勝負でした。

【棋譜】

初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ( *´艸｀)

※shogiplaygroundは便利な将棋サイトで、CSA形式で保存された棋譜でも上記将棋盤のとおり、一手一手駒が動いてくれて重宝しています(｡･ω･｡)ﾉ♡

【投了図】

▶１６９手目☗５二角打ちまで（下図）後手投了。

藤井聡太との決勝戦で粘って勝ち取ったNHK杯の重さはいかがでしょうか。.

ホント、途中でこの熱戦で攻め切れるか心配でしたが、良かったです( *´艸｀)

読み切った勝利でしょう。

とにかく、相手の読み以上にそれを上回る指し手が飛んでくるのをを見せられてはお手上げでしょうね。

おいらの棋力ではそのくらいしか言えません。

すべてが《味のある手筋》で.した、

《評価》

悪手：先手２。後手５。

お気軽にコメントをお寄せいただけたら嬉しく思います。

“初段を目指して”

「指す将」にとって、目標は【初段】でしょう。

達成するには、次の３点が重要と＜将棋フォーカス＞山口恵梨子女二段は言う。

①とにかく実践を積む。

②実戦・３手詰を確実に。

③同じミスをしない。

将棋は、お互いが公平に《一手》ごとに指す中で、相手の読みを外し、それを上回る手が浮かんだらヤッタ～って気分になりますよね(^^♪

駒音だけが響く中で、双方が「次の一手」を読む姿に無言の中でコミュニケーションが交わされる。

将棋を通して良きライバルになれたら嬉しいですね(^_-)-☆

最後までお付き合いくださり有難うございました。